デジタルサイネージについて

1 デジタルサイネージとは

屋外・店頭・公共空間・交通機関など、あらゆる場所で、ディスプレイなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するシステムを総称して 「デジタルサイネージ」と呼びます。
ディスプレイの発展、デジタルネットワークや無線LANの普及とあいまって、施設の利用者・往来者に深く届く新しい広告/コンテンツ市場が形成されています。

2 「デジタルサイネージ」は映像による電子看板・掲示板

私たちの身の回りには、すでに多くの場所で様々なディスプレイや表示機器が設置され、広告に限らず様々な情報が提供されています。 街頭の大型ビジョンや駅や空港、ショッピングモールはもちろん、エレベーターや小型店舗、大学、ホテル、病院などにもデジタルサイネージは急速に広まっています。
つまり、電子看板という言葉に代表される「屋外の大型画面による広告」にとどまらない広がりと深みが、デジタルサイネージにはあるのです。 屋内でも、小型の表示システムでも、広告以外のコンテンツでも、さまざまな場所、機械、情報の内容がデジタルでつながって流れる、 そうしたトータルな環境を称する概念なのです。

3 広告メディアに留まらない可能性

デジタルサイネージの市場規模は約649億円(2008年、富士キメラ総研調査)です。デジタルサイネージは「いつでも、どこでも、だれにでも」 情報を伝えるメディアであり、かつ、「いまだけ、ここだけ、あなただけ」に伝えるメディア。明確な目的と効果を伴って情報を送り届ける手段として注目されています。

すでに、ホテルのコンシェルジェのような案内&相談ツール、駅や空港での案内板としても使用されています。株価情報を金融機関の店内で表示したり、 食品の値段をスーパーの画面で知らせたりしています。さらには、学校や病院での情報共有ツール、企業内の連絡ツールとしても広がっていくでしょう。 街の空間アートとして景観を向上させる工夫も見られます。公共空間で緊急情報を流すなど、公的な利用も進んでいます。

メーカーは新たな市場を探し求めています。広告主も徐々にテレビCMから他の広告媒体へのシフトをはじめています。 通信会社でも、高速光回線の利用に拍車をかけていきたいという動きがあります。デジタルサイネージは「リアルな消費の現場に近いメディア」として注目され、 求められています。

デジタルサイネージは、これからも多様な広がりを見せていくでしょう。2007年7月に結成した「デジタルサイネージコンソーシアム」は、 まずは広告メディアとしての可能性を開くため、諸問題に立ち向かいます。と同時に、将来の発展可能性を見据えて、明るい展望を描くことにも力を入れていきます。 テレビ、パソコン、ケータイに次ぐ第4のメディアとして、うまく離陸するよう動きたいと思います。

デジタルサイネージとは